アスベスト問題

 報道などでご存じのとおり、石綿(アスベスト)の被害が再び社会問題化しています。アスベストは、吸い込んでから20年以上を経て悪性のガンなど(悪性中皮腫など)を発症するため、「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。
 国鉄・JRでも多くのアスベストが使用され、すでに7人の方が労災・業務災害などの認定を受け、今後さらに被災者は増加することが予想されます。蒸気機関車、ディーゼル機関車などの内部の他、工場などに吹きつけられている場所もあり、多くの方にアスベストを吸い込んでいる危険があります。
 アスベストによるガンの一種、悪性中皮腫は非常に特殊なもので、1万人に1人ほどしかかからないといわれ、専門の医師ですら診たことのある人は多くありません。また、たばこによる肺ガンなどと間違った診断を受けている人や、ちゃんと診断はしていても、それが労災の適用になることを知らず、そのままになっている場合もあります。
 肺ガンで治療・手術を受けた方がいらっしゃれば、診療記録などからアスベスト被害を証明できる可能性があります。すでに亡くなった方でも、遺族補償を受けられる可能性があります。
 ご本人、友人、知人の方で肺ガンや「悪性中皮腫」という診断を受けた方はいらっしゃいませんか?
 もしいらっしゃれば、医師にアスベストに被災している可能性があることを伝え、改めて診断を受けて下さい。専門医がいない場合は、ご紹介いたします。
 JR総連は現在、職場でのアスベストの使用実態の把握、被害の把握に努めています。
 また、このページを通じて、JRにおける実態、一般的な情報の提供などを行っていきます。

元国鉄職員の皆様に対するアスベスト対策について

国鉄清算事業本部より、元国鉄職員の方に対するアスベスト対策が公表されました。
 国鉄職員の方は公務員であり、労災に準じる「業務災害補償制度」の対象になります。労災と異なり、時効が基本的にありませんので、被災の可能性のある方はぜひ診断を受けてください。

国鉄清算事業本部・アスベスト対策のページ

 

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